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この声が届く先


私立探偵リディア&ビルシリーズの10作目。主人公二人が交互に語り手になるので、今回はビルの一人称の回です。

んが、いつもとちょっと調子がちがーう。
とくに前作「シャンハイムーン」が歴史の波にたゆたう、うっとりするような読み心地だったのに比べて、なんだ何事だ、このスピード感は!
と、いうわけで一気に読み終わっちまいました。以下、若干ネタばれ入っていくかもしれません。

解説にもあったように、ビルを手助けする仲間がたいへんなインパクト。
とくに新登場のトレラ嬢は、スタントマン真っ青なアクションを涼しい顔でやってのけるんだけど、それを全く鼻にかけないのがいい。ライナスといい、現代の若者ってこうなのか!?wという冗談はさておき、ライナスとお互いが尊敬しあっている姿もいいよなーと思っちゃいます。
ライナスも、あら、こんなに頼りになる子だったかしらーとか。社長さんになってますます理路整然しっかりしてきたような気がする。
緊迫したシーンが続く中(これも状況からいったらそのいよいよの真っ只中にもかかわらず)、フェイスブックで物騒系用心棒の人とフレンド登録する場面はなんだかおかしくて笑ってしまった。誰もかれもがフェイスブックに登録してるんだねえw 用心棒という職業自体がアメリカじゃ普通ってことかしらね?
普段、iPhoneを駆使するような状況にもならない(使えないと素直に白状しようか)し、どちらかというと一昔以上前の小説しか読まない私には、今回の情報ツールの大活躍ぶりはとてもものめずらしくたいへん面白く写ったのでございましたよっと。これも10年も経てば懐かしい情景になっちゃうんだろうけれど・・・。

そして何より、ビルとリディアのお互いへ寄せる信頼、絆の強さ。これは伊達に9冊分積み上げてきたんじゃないですねー。描写だけの薄っぺらじゃないもん。
いやあ、ええ本読みました。

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